遺産分割協議で注意すること

遺産分割協議とは

 

母が亡くなり、兄弟姉妹で遺産分割を行うことになりました。

遺産分割協議を行うにあたり、何か注意する事はありますか?

 

遺産分割協議を行う上で問題となりやすいのが以下のようなケースです。

 

  • 相続人の一部を除外してなされた遺産分割
  • 遺産の一部を抜かしてなされた遺産分割でその一部が遺産分割に重大な影響を及ぼす場合
  • 相続人でない人を加えてなされた遺産分割
  • 分割した遺産に問題がある場合
  • 遺産分割後に遺言があることがわかった場合

 

以上のケースは遺産分割が原則無効となります。
※ただし例外として有効となる場合もあります

 

遺産分割は相続人全員の参加が絶対条件であり、遺産分割協議が行われた当時、相続の資格があるのにもかかわらずその相続人を除外して遺産分割協議を行った場合、その協議は無効です。

 

この場合除外した相続人を加えて、再度遺産分割協議をしなければなりません。

 

また、相続人である胎児が出生した場合その胎児にも相続分が発生するため、遺産分割協議はやり直す必要があります。

 

このような場合は胎児が無事出生するまで、協議を待つ方が得策かもしれません。

 

なお、胎児が死産で出生に至らなかった場合はその胎児に相続分はありません。

 

逆に、相続人でない人を遺産分割協議に加えてしまった場合も、同様に協議は無効となります。

 

例えば、故人の妻が正式な妻でなく内縁関係に留まる場合などです。

 

この場合子がいれば子が相続人となりますが、子がいなかった場合相続人は故人の親となり、遺産分割は無効となります。